Take it easy

サッカーブログです。

”Football Tactics For Beginners:How to Watch Football” 初学者のためのサッカー戦術:サッカーの見方 翻訳

今回は実験企画です。

「THE FALSE 9 ~Football Tactics Simplified」

より「Football Tactics For Beginners:How to Watch Football」です。

関西弁で翻訳してみました。読みにくかったらすいません。

 

本文は以下のサイトからの引用です。

www.thefalse9.com

 

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ワールドカップ 日本対セネガル 感想

一度しか試合を見てないので分析ではなく感想です。

  

1試合目にコロンビアに勝ったとはいえ、開始3分で相手が退場する幸運が有ったことが日本の勝ち点3に大きく影響したことは間違いありません。それに対してポーランドに2-1で内容も良く勝ったセネガル。力関係を考えると不利だと考えていたし、負けたとしてもしょうがないかなと思っていました。それよりも興味があったのは11人対11人のフラットな状況で、日本がどれだけの試合を見せられるのかという事でした。

 

日本のボール保持の工夫

キックオフ後の互いに主導権を取り合う展開が終わった頃の10分にセネガルが得点します。クリアミスが重なった事が失点の直接的な原因ですが、技術的なミスというのは確率のゆらぎみたいなもので完全に防ぐ事は難しいのですがから、そこまでとやかく言うことも無いんじゃないですかね。それよりも”ゴールの方向に体を向けている状況でもコーナーキックを避けるようにクリアする”という戦術的な約束事が本当に正しかったのかを議論すべきじゃないでしょうか。

 

日本はボール保持で”Salida Lavolpiana"*1を採用して戦術的な優位性を作っていました。”Salida Lavolpiana”とはCB吉田と昌子の間にボランチの長谷部が落ちて4バックから3バックに変形する動きを指します。3バックになることで、プレスを掛けてくるセネガルの2トップに対して数的優位をとりボール保持を安定させ、この試合をコントロールしていた柴崎がいい状態でボールを受けられる様にする狙いです。この”Salida Lavolpiana”は見事にはまり、セネガルはどうやってボールを奪いに行けば良いのか困っているように見え、しだいにプレスを諦めて、ただ後ろに下がるだけの守備になっていました。

 

日本の得点は柴崎の素晴らしいロングパスから生まれます。相手右サイドバックの裏をついた長友にボールがわたり、乾の巧みなステップから振りの早いシュートが決まりました。副音声の解説で岡田さんがセネガルの右SBは守備として意味のある場所に居ないと指摘していました。裏を狙うプレーは何度も繰り返して行われていたので、日本チームのスカウティングより導き出された、はっきりとした狙い所だったのでしょう。

 

セネガルの不可思議な守備

前半からずっと気になっていたことがあります。それはセネガルの守備です。プレスの的を外されて上手く行かなかったのは確かですが、それにしてもただ後ろに引いてゴール前に人数をかけているだけに見えました。極めつけはセネガルの2トップが勢いよくボールにプレスを掛けていると思ったら、後ろの8人はそのまま動かず日本にあっさりと前進を許している場面です。いわゆる連動せずに攻撃を促すだけの悪い見本のようなプレスでした。舐めてるのか。この時に「この試合十分に勝つチャンスがある」と感じたのを覚えています。

 

 事前に聞いていた情報では、カリスマ性を持ったシセ監督が統率しているセネガルは規律をもったチームであると、そういう風に紹介されていました。それゆえに現実にピッチで見られた前後分断プレスとの整合性が取れず、なぜこの様な事が起きているのか不思議でしかたありませんでした。コロンビアの様にどこか心の中に日本は格下のチームと扱ってこのくらいでOKみたいな気持ちになったと推測してます。けれども日本チームのプレーが何か混乱を呼んだのかもしれません。実際のところ何が起きていたのかは、これから試合分析される方々の話を聞いてみたいです。

 

 

 ・経験値を伴った反発力

試合経過をなぞって行くと、後半開始から日本が押し気味に進め、乾のポスト直撃のシュートなどチャンスも生まれます。ですが、セネガルが攻撃に力をかけた途端に得点。日本は選手交代を使い反発を見せて同点になり試合は終わります。

 

突然ですが、対戦競技において勝つために必要な事は何でしょう。 

答えは「この相手には勝てないと相手に思わせる事。」これは全く個人的な考えなのですが。苦手意識を持たせるとか、名前負けさせるとかそんなイメージです。負けた側がいったんこの心理におちいってしまうと、その後の対戦でも尾を引き、覆すのは大変な作業になります。心理面の優位性は勝負事の大事な要素です。

 

 閑話休題

心理面でいうと日本の選手達は、相手は強くて早いけれども必要以上に怖がらないという良い精神状態で試合に臨めていたように見えます。十分に勝負できる相手という意識、自信があったから2度追いつくことが出来たんじゃないでしょうか。(戦術とかはまた別の話)

 

言うまでもありませんがこの試合に起用された選手はほとんどが欧州の1部リーグでスタメン、もしくはスタメンに近い立場に居た選手で、彼らはトップ中のトップを相手に試合をすることも日常になっています。セネガルにもマネやクリバリといったCLに出るような選手がいましたが、それもきっと想定の範囲内で、いつもと変わらない相手なのかもしれません。日本の選手達が海外の選手に名前負けしなくなっているのに頼もしさもあり、ここまで来たんだなと感慨深いものもあります。ただワールドカップの舞台で海外経験の重要さをここまで明らかに示すと、海外組の優先度というのはこれまで以上にあがるでしょうね。仕方の無いことですけど。

 

 ・突貫工事は成功したのか

 ここまで2戦して1勝1分。対戦相手を考えるとほぼ最高級の結果となっています。2ヶ月でチームを形にした選手、スタッフの土壇場での調整力は素晴らしいのですが、自分にはやはり突貫工事で組み立てた脆さを持つ構造体に見えるのです。

 

1戦目、2戦目ともに同じスタメンで、交代選手もほぼ同じでした。この事から、スタメン11人の組み合わせ+αを見つけるだけで精一杯だったというのが実情なのでは無いでしょうか。一つ目の形は変えられず、崩れるともうダメという脆さを感じます。特に乾と原口の驚異的な運動量でどうにか守備をもたせている節があるので、3戦目、それ以降の試合で同じような強度が出せるのかは不安材料です。けれどもそのような状態にもかかわらず勝ち点を取っています。

 

話を蒸し返してしまうのですが、もしチームとして練り上げられて、いくつもの選択肢を持つ状態で大会にのぞんでいれば、ベスト16、それ以上の成績も夢でもなかったのでは無いのかなと、どうしてもそう思わざるを得ないのです。

 

そうは言っても監督交代がなければ、相手の油断やスカウティングミスを誘う事もなかったかも知れませんし、どの選択肢を選んでいたらどんな結果が待っていたのかなんて、どこまで行っても仮定の話にしかなりませんし、今はただ見守るしかないですね。 

   

*1:日本語では適切な用語がないのでそのまま使っています。

"World Cup: Day 4, Mexico shock Die Mannschaft" ワールドカップ4日目、ドイツに一泡吹かせたメキシコ 翻訳

ワールドカップが始まり見ごたえのある試合が連日行われていますが、その中でも特にメキシコVSドイツは特に注目を集めました。優勝候補のドイツに対して、力量で劣るメキシコが素晴らしい戦略を駆使して勝利を収めたからです。4日目にしてすでに今大会のベストバウト候補です。大会が終わった後でも、監督や選手、戦術について何度も振り返り検証を行う価値のある試合です。

 

spielverlagerung.comではワールドカップのレビューをアップしていますが、この試合は特に力を入れたレビュー記事が書かれていました。それだけメキシコ代表は称賛に値するパフォーマンスを披露したと言うことでしょう。

 

 

文章、画像は以下のサイトからの引用になります。

spielverlagerung.com

 

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”Real wrestle control to seal threepeat” 3連覇に挑むレアル・マドリーの戦い 翻訳

今回はマッチレビュー。

CL決勝のレアル・マドリーリバプールの試合のレビューです。

自分も試合を見たのですが、色々な事が起きてなんとも言えない感想をもった不思議な試合でした。 spielverlagerung.comではどのようなまとめ方をしているのか興味がありました。

 

本文、画像は以下のサイトからの引用です。

spielverlagerung.com

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"Manager Analysis Roy Hodgson" 監督分析 ロイ・ホジソン 翻訳

 

サッカー分析サイト大手のESDFから監督分析の記事翻訳になります。

https://www.esdfanalysis.com/

 

本文、画像は以下のサイトからの引用です。

www.esdfanalysis.com

 

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”Players Analysis Jorginho Shoya Nakajima" 選手分析 ジョルジーニョ 中島翔哉  翻訳

 サッカー分析サイト大手のESDFから選手分析の記事翻訳になります。

https://www.esdfanalysis.com/

 

本文、画像は以下のサイトからの引用です。

www.esdfanalysis.com

www.esdfanalysis.com

 

Jorginho

Pass, Pass, Pass. Watching Napoli is pure beauty in motion. In a time, which is dominated by teams focused on defensive stability and quick counter-attacks, Napoli is the exception. Former banker Maurizio Sarri evolved Napoli not only into a title contender but also into a team which plays beautiful football. With players like Hamsik, Mertens and Insigne, the second placed club from the south of Italy clearly have players who are technically perfect in tight spaces. However, one that many fans maybe oversee is the player right in front of the defence.

パス、パス、パス。ナポリの動きは純粋に美しい。守備の安定性や素早いカウンターに焦点をあてたチームが多くを占めるなかで、ナポリは特別な存在です.元銀行員であったマウリツィオ・サッリはナポリをタイトルを争えるチームにしただけでなく、美しいサッカーをするチームへと変貌させました。このイタリアの南から2つ目にあるチームにいるハムシクメルテンス、インシーニェは狭いスペースでも完璧なプレーをする技術を持った選手です。けれども注目すべき選手はDFラインの前にいます。

 

Jorginho, the midfielder who was born in Brasil but plays for the Italian national team is one of the most important players in Sarri’s system. He is the player who connects the team and makes those quick passing combinations possible. With his great passing abilities, he is usually the first crucial part of Napoli’s system. Therefore, a lot of teams try to close him down, why they should do that is what I am going to explain in that piece.

 ブラジル生まれだけでも、イタリア代表チームでプレーするMFのジョルジーニョはサッリのサッカーにおける最も重要な選手の一人です。彼はチームのつながりを保ち、素早いパス回しでの連携プレーを可能にする選手です。素晴らしいパス能力のおかげで、彼はナポリのシステムの重要な役割を持っています。だから多くのチームは彼を封じ込めようとします。なぜそうするのかをこれから説明していきます。

 

 

The One-touch Passer

Usually, Jorginho plays in front of the back four of Napoli, most of the time he is positioned between the opponent’s strikers and midfielders. In this environment he often faces pressure, but like the whole Napoli squad, he is great under pressure. Most of the time he knows exactly where every player on the pitch is located and therefore is capable of passing with the first touch.

 ワンタッチパサー

ジョルジーニョは大抵DFラインの前に位置しています。ほとんどの時間、相手のFWとMFの間にポジショニングしています。この状況で彼はプレッシャーを受けるのですが、ナポリ全体と同じように、素晴らしいプレーをします。彼はピッチにいるどの選手の位置も正確に把握しているので、ワンタッチでパスを通すことが可能なのです。

 

Here you can observe Jorginho in his regular position. He rarely leaves that position, only when he supports the left wing because that’s the side which Napoli usually tries to overload. However, he tries to hold the connection with the other side in order to be able to switch the play to the far side.

この画像ではジョルジーニョは彼の持ち場に居ることがわかります。このポジションから離れることはめったにありません。ただしナポリが突破しようとする左サイドをサポートすることがあります。彼は逆サイドにプレーを切り替えることができるように、つながりを保ち続けようとします。

 

As I mentioned earlier, Jorginho is the guy who connects the whole team and therefore he makes everyone better. In the following scene, Allan has the ball and pushes forward. Jorginho quickly relocates his position and gives his teammate a passing option and Napoli the possibility to break through the opponent’s midfield line.

ここまで述べてきたように、ジョルジーニョはチーム全体をつなぎ、他の選手により良いプレーをさせる選手です。前の場面ではアランがボールを持ち前進しています。

 

To create connections between teammates in order to continue the flow of the combinations a midfielder should always be aware of the position of all the other players on the pitch, especially the players around him. Jorginho regularly turns his head to scan the pitch, especially before he receives a pass like in this situation.

流れるような連携を続けるのに必要な味方同士のつながりをつくるために、MFはピッチ上のすべての選手の位置、周辺の選手を重点的に知っておくべきです。ジョルジーニョはピッチを見渡すために常に首を振っています。特にパスを受ける前の状況で行います。

 

Look at his head position in the picture above, I highlighted with a red circle. He looks in the direction in which he wants to pass. This scanning of the pitch makes it possible for Jorginho to play a lot of his passes with the first touch what he wanted to do in that situation as well, but the pass he received was not accurate enough.

前の画像で彼の顔の位置がわかるように赤い印をつけています。彼はパスを出したい方を向いています。こうしてピッチを観察すると、受けたパスが十分な正確性がなくても、状況をよくしたいと彼が望むワンタッチでのパスを数多く出すことが可能になります。

 

If you observe Jorginho over the full time of a game, it looks like his passes are just short ones to the next teammate. In fact, a lot of his passes are just short-passes to the next player. However, with those quick short-passes Napoli makes the opponent move and press, therefore, the opponent will make mistakes and open space which Napoli can use. Jorginho´s constant positioning in the structure of Napoli is very important to enable the combination play of Napoli.

一試合を通してジョルジーニョを観察してみると、彼のパスは味方に対して短いように見えます。事実、彼のパスの大多数は味方へのショートパスです。けれどもこれらの素早いショートパスによってナポリは相手を動かしプレスのミスを誘って、使いたいスペースを開けることができます。ナポリの構造においてジョルジーニョの定位置は、連携プレーを可能にするための重要な役割になっています。

 

 

A similar example here. Again, Jorginho quickly scans the pitch before he receives the ball. Especially, the far side because there should be space available for Napoli to attack. Because of the overload of Napoli on the right side, Inter shifts to that side and opens space for Insigne. Jorginho realises that structure and by using the first touch to perfectly switch sides, Napoli´s attack doesn’t lose the speed and therefore Insigne can use the red marked space.

同じ例を挙げます。ジョルジーニョはボールを受ける前にすばやくピッチを把握します。特に逆サイドはナポリが攻撃に利用するスペースとなります。なぜならナポリが右サイドを攻めこんでいるので、相手のインテルはサイドにより、インシーニェにとってはオープンスペースができているからです。ジョルジーニョはこの構造を理解してワンタッチを使うことでサイドを変えました。ナポリの攻撃はスピードを落とさず、インシーニェは赤く印をつけたスペースを使うことができます。

 

The Creative Guy

Compared to other central midfielders who usually play in front of the own defence, Jorginho also possesses the ability to play through balls behind the opponents last defensive line.

創造性あふれる選手

DFラインの前にいるCMFの他の選手と比べると、 ジョルジーニョは相手DFラインの裏にボールを送る技術を持っています。

 

Jorginho has a variety of different pass-types to break down a defensive line. Quite often he benefits from the passing game of Napoli and their slower approach to advancing in the opponent’s half. Most of the time Napoli move the ball a lot before actually try to force the breakthrough. Therefore, Jorginho can push higher up the pitch because Napoli is well positioned for the counter-pressing due to their structure in possession.

ジョルジーニョはDFラインを破るための様々な種類のパスを出せます。パスを回してゆっくりと相手陣を進んでいくナポリのゲーム運びから、彼は多くの利益をうけています。ナポリは相手守備をやぶる前にパスを数多く回しています。そうすることで、ナポリはボール保持の構造によりカウンタープレスに備えた良いポジション取りをしているので、ジョルジーニョは高い位置を取ることができます。

 

Furthermore, Napoli usually attack with three players in the last line, Mertens, Insigne and Callejon often sprint without the ball in zones behind the defence, that’s why the opponent has to move deeper and as a result Jorginho receives space in zones from which he can play dangerous passes without being pressured by the opponent.

ナポリの攻撃は3人のアタッカー、メルテンス、インシーニェ、カジェホンがDFラインの裏に走り込む動きをします。そうすると相手は深い位置に下がらないといけないので、結果として相手のプレッシャーを受けずに危険なパスを出せる場所で、ジョルジーニョはボールを受けることができます。

 

First of all, he has the classic flat through ball in his repertoire, which he can play accurately even through the tiniest spaces because of his great vision and feel for the dynamic of a situation.

まず第一に彼は古典的な低いスルーパスを選択肢として持っています。彼はビジョンをもち、ダイナミックな状況の変化を感じることができるので、狭いスペースであっても効果的なプレーができます。

 

Here, Jorginho receives a pass from Mertens who quickly sprints into the red marked zone behind Genoa’s defence. This scene is a perfect example of Jorginho’s feel for the dynamic of movements. The available space for this pass is so small, however, Jorginho plays the pass in the perfect moment, when the defender moves more into the middle, therefore he can’t intercept the ball and Mertens has a big scoring chance.

この画像は、ジェノアのDF裏の赤く印をつけて場所にすばやく走り込むメルテンスからパスを受けたジョルジーニョです。この場面はジョルジーニョの動きを感じる感覚を表した例です。パスを通すスペースは小さいけれどジョルジーニョは完璧なパスを出しました。DFが寄せてきたときに、彼はインターセプトされないボールを出し、メルテンスは大きな得点のチャンスになりました。

Besides flat through balls, Jorginho also loves to play chip passes diagonally behind the defence. Because he prefers his right foot, he often moves into the left halfspace in order to have the possibility to reach almost the whole available space with a pass with the right foot.

グラウンダーのパスだけでなく、ジョルジーニョはDFラインの裏にやさしい浮き玉のパスも出せます。彼は右足でプレーすることを好み、右足でのパスを全方位に届けることができるので左ハーフスペースに頻繁に顔を出します。

 

Here he receives the ball from the left side. He quickly turns and has his field of view diagonally towards his teammates and therefore realises the available space behind Roma’s left back. With an accurate pass, he finds Callejon. Again, because of the dangerous offensive players of Napoli, the circulation in possession and the missing active defending of Italian teams, Jorginho has a lot of space to operate.

この画像は彼が左サイドでボールを受けた場面です。彼はすばやくターンして斜めに走り込む味方を視界に捉えると、ローマの左SB裏のスペースにパスを出しました。カジェホンに正確なパスを届けました。振り返ると、ナポリの攻撃的な選手のボール回しに対してイタリアのチームは積極的な守備をしないので、ジョルジーニョにはスペースが与えられています。

 

Quite often Napoli use Jorginho’s ability to play long passes to break a deep defensive block. Normally they circulate the ball in deeper zones. With this circulation, they try to manipulate the opponent who moves forward and tries to pressure. Consequently, open space appears behind the last line. Due to the constant movement of Napoli´s offence, Jorginho receives space and then can play the passes behind the line.

ナポリは相手の低いDFラインを破るためにジョルジーニョのロングパス能力を使うことがよくあります。通常彼らは低い位置からボールを回します。このボール回しによって、前に出てプレスをかけようとする相手とコントロールしようとします。その結果、DFラインの裏にスペースができます。ナポリの攻撃陣が絶えず動いているので、ジョルジーニョはスペースを使い、DFラインの裏にパスすることができます。

 

Here, for example, Mertens moves deeper and de Vrij follows him. As a result, the space in the box is uncovered. Jorginho’s vision helps him to quickly realise the potential lack of Lazio’s defensive shape, by using a long ball he gives Callejon the chance to score. The remarkable thing in this situation was the accuracy of the pass. Jorginho plays the chip pass in exactly the right space, perfectly reachable for Callejon but not for the goalkeeper.

これはメルテンスが落ちる動きでデ・フライをおびき寄せています。結果としてPAにスペースができてカバーされていません。ジョルジーニョラツィオの守備の穴を感じ取り素早いパスをだします。そしてロングボールがカジェホンに送られ得点のチャンスになりました。この場面で顕著なのはパスの正確性です。ジョルジーニョは浮き玉のパスを正確な位置にだします。カジェホンには届きゴールキーパーにはさわれない完璧な位置です。

His Defensive Performance

In the Serie A, Napoli’s players rarely have to defend. Because of their well-structured offence they can immediately counter press and either win the ball back or force the opponent to a long ball. Jorginho helps his team in those situations with his solid understanding of the game and his good defensive positioning. Quite often he is able to intercept by simply closing passing lines for the opponent.

 守備面での出来

 セリエAでは、ナポリの選手が守備をしなければいけない状況はまれです。彼らはよく構造化された攻撃をしているのですぐにカウンタープレスを仕掛けられ、ボールを取り返したり、ロングボールを蹴らせたりします。ジョルジーニョは彼の鋭い試合への理解と守備での良いポジショニングによってチームを助けています。彼はシンプルに相手のパスコースをふさぎ、インターセプトが出来ています。

 

The example above is one of a lot of situation in which Jorginho reads the intention of the opponents passes quite well and therefore can intercept the pass easily. Especially in the situation in which he has lost the ball, Jorginho shows his understanding of the situation by often moving forward to press instead of moving back in position. Because of his immediate forward pressing, he reduces the available space for the opponent and forces him to make decisions quickly.

この画像は、ジョルジーニョが相手のパスの意図を察知して簡単にボールを奪った場面の一つです。特に彼がボールを失ったときには、ポジションを下げる代わりに前進してプレスを掛けるべき状況であることを理解しています。彼はすばやく前に詰めるので、相手のスペースを消して早い判断を強制させます。

 

However, during the defensive phase, Jorginho is in trouble when he has to defend bigger spaces. Because of the fact that his athletic abilities are not the best. With his height, he can quite often get a touch on the ball in a sliding tackle but quite often he doesn’t win the ball because his timing is not perfect. Furthermore, his lack of speed makes Napoli’s defence vulnerable in transition when they do not win the ball back quickly.

けれども守備の局面で、ジョルジーニョは守るべきスペースが大きいときに困っていまいます。彼の持っている運動能力がそれほど高くないからです。スライディングタックルでボールにふれることがよくありますが、タイミングを逃しボールを奪うところまではいきません。さらに彼はスピードにかけているので、ナポリの守備がすばやくボールを奪い返せなければ、切り替えの場面で弱みを見せることになります。

 

Conclusion

In a team which focuses so much on the beautiful passing game, Jorginho is the perfect central midfielder because he is able to find solutions under pressure and helps his teammates by constantly offering a passing option. What helps him massively is the fact that due to the weak pressing in Italy and Napoli’s dominant possession game he often receives open space to operate. In the Champions League and Europa League, he has shown that he doesn’t need that much space to operate because he is very good under pressure like all of Napoli’s players.

 まとめ

非常に美しいパス回しをするチームの一員として、ジョルジーニョはプレッシャーがかかっても解決策を見つけ出し、味方に常にパスコースを与える素晴らしい中盤の選手です。彼がしっかりと活躍できるのはプレスの弱いイタリアで有ること、ナポリのポゼッションが優れていることにより空いたスペースでボールを受けられているという事実があります。チャンピオンズリーグヨーロッパリーグでは、他のナポリの選手と同じように彼はプレッシャーをかけられてもプレーできているので、それほどスペースを必要のしていない事も示しています。

 

Clearly, he is one of the elite central midfielders and that’s why he also plays for the Italian national team. So, what happens next to Jorginho? Will he move on to another club or stay at Napoli? Unfortunately, he can’t play in the World Cup because Italy didn’t qualify. So, the only goal for Jorginho this season is to win the Scudetto with Napoli.

 彼が中盤の素晴らしい選手であることは明確で、イタリア代表でプレーできる理由でもあります。ジョルジーニョに次に起こることは何でしょう?別のクラブに行くのかナポリに残るのか?残念なことにイタリアはワールドカップでプレーできません。ジョルジーニョの目標はナポリで優勝することだけでしょう。

 

 

Shoya Nakajima

 

Shoya Nakajima is the only wide player on my list and at 23 years of age he is one of the oldest. That said he is still relatively inexperienced in European football. He has taken an interesting path to Europe in joining Portimonense of Portugal’s Liga Nos, a side that are hardly well known or successful, the presence of the Japanese winger however has made them an interesting side to watch.

中島翔哉

中島翔哉は今回とりあげたリストの中では唯一のサイドプレイヤーであり、23歳で年上の選手になります。彼はまだ欧州サッカーの経験が比較的浅い選手です。ポルトガルリーグのポルティモネンセに入団して、欧州サッカーへの挑戦となりました。日本人のサイドプレイヤーはほとんど知られていない成功していないという事が、彼を興味深い存在にしていました。

 

Nakajima is a very modern wide player, most comfortable playing from the left although he does tend to drift out to the left hand side, equally comfortable attacking an isolated defender down the outside or cutting back inside on to his right foot and moving to the centre of the field. So far this season Nakajima has played 925 minutes with six goals and two assists. In other words the wide player has been directly involved in a goal for his side every 115 minutes.

中島は現代的なサイドプレイヤーです。左サイドをあてもなくさまよう傾向がありますが、左からのプレーを最も得意としています。孤立した相手DFの外側をかわしたり、フィールドの中央に右足で切れ込んだりするプレーを同じようにこなします。これまでのところ、中島は925分プレーして6ゴール2アシストを記録しています。言い換えると、彼のサイドから115分ごとにゴールが生まれていることになります。

 

One thing that truly stands out when you watch Nakajima play is his appreciation and understanding of space and angles. he is excellent in ensuring that he is always receiving the ball in space. In this example we see Nakajima show a burst of pace to break the defensive line and move in on goal. The Arouca defensive line is poorly positioned with the lone striker for Portimonense positioned in a static zone pinning the closest defenders in place. Nakajima moves from the far side of the striker on a diagonal run which allows the man in possession to thread the pass through and get the Japanese wide player in on goal.

The timing or the run and the burst of speed to take him away from the defensive line and receive the pass from an onside position are key.

 中島のプレーを見ているとあることに気づきます。彼のスペースと角度に対する認知と理解です。スペースでボールを受けることに関して素晴らしい能力を持っています。この画像は、中島がゴールに向かいDFラインを突破するためにスプリントをかけている事を示しています。ポルティモネンセのFWによって、アロウカのDFラインは最も近くにいるDFがその場に引きつけられるというポジショニングのミスをしています。中島は離れた位置から斜めに動くことによって、パスを引き出しゴールにつなげました。

オフサイドにならずにボールを受けるには、走り出すタイミングやDFラインから離れた場所からスピードを上げることが鍵となります。

 

This example is taken from the match between Porto and Portimonense and even though they are already three nil down Nakajima is constantly probing for an opening and a way back in to the game. Here he is playing more centrally and as the man in possession is cutting in from the right the Japanese player is immediately demanding the ball moving in to the central area. As the ball is played in to space diagonally we again see the turn of pace from Nakajima as he reaches the ball ahead of the covering defender before beating him in a one on one battle and getting a chance through on goal.

この例はポルトポルティモネンセの試合です。すでに3点とられていますが、中島は試合を五分にするための道を常に探っています。この場面で、彼はより中央でプレーしています。右サイドからボールを持ち中に切れ込んでくる選手に対して、中島はすぐに中央にボールを動かすように要求しています。ボールがスペースに向けて斜めに出されると、中島がDFと対面してプレーのテンポを変えて一対一を制し、ゴールにつながるチャンスを作るシーンを見ることができるでしょう。

 

It is highly unlikely that Nakajima will still be at Portimonense next season but it is equally unlikely that he will return to play in Japan. Seemingly ideally suited to the Portuguese league there is a chance that one of the bigger teams will look to take him on next season although a stint in the Bundesliga should not be completely ruled out.

 来シーズン、中島がポルティモネンセでプレーする確率は低いでしょうが、日本に帰る事も同じでしょう。ポルトガルリーグでのプレーが合っているように見えますが、ブンデスリーガでのプレーを選択肢から外すべきではありません。次はより大きなクラブでプレーするチャンスはあります。

"Juego de Posición under Pep Guardiola" グアルディオラによるポジショナルプレー 後編

グアルディオラによるポジショナルプレー、後編になります。

文章、画像は以下のサイトからの引用です。

spielverlagerung.com

 

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