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オランダのリアリズム ワールドカップ準決勝戦 オランダ VS ウルグアイ 

この試合のポイントは、オランダが後半開始からファン・デル・ファールト
ボランチに入れて来た所にあったと思います。

これまでオランダのダブルボランチファンボメルデ・ヨング、二人共に守備的で、
相手の攻撃をひたすら潰す仕事をしていました。
この二人の活躍がオランダの安定した成績につながっていたと思います。

リードされた試合はブラジル相手の時だけなんですね。
あん時の必死のオランダはそれはそれで面白かったですが(笑)



1−1の状況で、ボランチの一人を攻撃型のファン・デル・ファールトに変えたのは、
結構なバクチ采配であったと思います。
事実、後半開始からオランダのディフェンスラインの前にはスペースができて、
ウルグアイの攻撃が上手く回り始めていました、ここでウルグアイが点をとれていたら
試合の流れは大きく変わっていたと思います。

ウルグアイはここまで来て、力つきたって感じでした。
フォルランの疲労、スアレスの出場停止。
それだけのハンデがあっても、一対一は強いし、こぼれ球よく拾うし、
最後まで食い下がる力を持っていました。
でもまだ3位決定戦があるよ。FW二人そろってでれたらいいね!



今大会でのオランダは、オランダらしくない手堅い試合をしてきました。
その象徴が二人のボランチ
そしてSBも積極的に相手のサイド深くまで上がっていかずにしっかりディフェンス。
こんな硬い戦い方が出来るのも、前の四人の攻撃力がとても高いからなんですよね。
後ろからサポートしなくても、何とか無理やり点を取る。

こう書いてるとなんかイタリアについて書いてるみたいだなぁ。
そんだけ、今回のオランダは違うよ、勝つためのリアリズムを持ってるチームになってるよ
って事ですね。