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サッカーブログです。

ワールドカップ準決勝 ドイツ VS スペイン

イングランド、アルゼンチン相手に圧勝したドイツと調子を上げてきたスペインとの一戦。
今大会最強のカウンターとポゼッションの対決になったわけですが、
1−0の結果以上にスペインの強さが目立った試合になりました。
というかドイツはなにもやらせてもらえませんでした。



スペインはこれまで辛抱強く使っていたF・トーレスを外しペドロをスタメン。
その選択は正しく、もうパスがつながるつながる。
まるでバスケの試合のようにパスを回していきます。
さらにスペインの凄いところはボールを取られたからの守備。
この攻撃から守備への切り替えがとても速かった。

ドイツがボールを奪い、さぁカウンターだ!どんどん上がっていくぞ!
という場面を作る前にボールを逆に奪いとってしまっていました。

スペインのようにボールを長く持ち攻めるスタイルを取るチームは
絶対にカウンターに弱くなってしまうのですが、その備えも万全でした。
選手がちゃんと自分たちの弱みをわかっているんでしょうね。

このずっと攻められている感覚がドイツには相当応えたんだと思います。


スペインを相手にするチームはいずれも守備を固めてきます。
しかしそれでもスペインは自分たちのスタイルを変えず、その固い守備を
打ち破って勝ってきました。
美しさと強さを合わせ持つとても稀有な存在のスペイン代表。
いつかは止まる時が来るのでしょうが、
それはずっとずっと先の事になって欲しいのが自分のお願いです。



決勝の相手のオランダはこの試合を見てどう思ったんだろうなぁ。
今までの様に守備を固めるスタイルでは、とても耐えられそうにない気がします。
ポゼッションをどれだけ高められるかが鍵かな。
攻守の切り替えをスペイン以上に早くできれば、勝機は十分ある。