Take it easy

サッカーブログです。

Jユースカップ2010準々決勝 京都サンガユース VS ジュビロ磐田ユース

Jリーグが終わっても、サッカーに飢えた人々はスタジアムに集まる・・・


というわけで、ユースの大会を見に行ってきました。
ユースカップというのを簡単に説明すると、高校野球の甲子園みたいなもので、
各クラブユースの選手達が日本一の目指して闘う大会です。
トップチームと同じユニフォームを着ていても、
選手の友達や親が観戦していたり、相手チームの監督、コーチにも挨拶しにいったりと、
高校生のスポーツ大会の雰囲気があります。

来年、京都サンガは四人もユースからトップに上がってくるので、
その選手を見るのが自分の目的でした。



試合の結果は4−1で京都サンガユースの圧勝。喜ばしいことです。
全体的な内容な事を書くと、個人能力で圧倒的に京都サンガユースが相手を上回っていて、
前半15分位には、もうこれは負けることはないなと思ってしまうくらいでした。
個人の差がありすぎて、チームとして強いのかどうかが解らなかったのがちょっと残念。

そんなわけで、試合中は選手の観察に集中してましたw


両チームの選手ともに初見の選手ばっかりだったから、全員見れたわけじゃないけど。
目立ってたのは駒井さん。 良くも悪くも・・ね。

この選手はとにかくドリブルが凄い。
ボールを貰ってからの急加速、そして最高速に達してからのボールタッチの上手さは、
トップチームでも上位なのではないでしょうか。

その反面、この選手めちゃくちゃドリブルに自信があるんだろうな〜。
周りの選手を使ったり、相手と駆け引きをしたりということがほとんどないんですよね。

↓の画像は試合の一つの場面

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相手の守備ブロックがきちっと作られてて、味方はみんな自分の後方。
前には久保さんが一人いるだけ。
この場面でドリブルで前に行こうとするんだもんな〜。
自信があるのは解かるけどそれはやったらあかんプレーだよ?

サッカーのコーチをやってる人の言葉。
「どれだけ速い奴でも、同じ抜き方しかしない奴は100%止められる」
実際、時間が過ぎるにつれて相手を抜く場面も減ってきた。

そんななかで、生まれた4点目のコントロールシュート。
試合中ずっと縦への突破を繰り返していて、その時始めて中に入る動きをして決めた美しいゴール。
あの動き。相手DFとの駆け引きをして決めたゴールの意味をしっかり考えて欲しいな。

周りの選手たちもね。彼を助ける動きをしてあげないと、そうすれば彼のプレーは
さらに効果的になるし、もっと強いチームになれると思うよ。


23日の準決勝はFC東京ユース。
強い相手(という噂)に勝って決勝まで行こうな!