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サッカーブログです。

復活! J2リーグ 京都サンガ VS コンサドーレ札幌

10月終わりに近づきました。
リーグ戦も終盤に入り、優勝争い、残留争い、そして昇格争いも目が離せません。
京都サンガは残念ながらどの争いにも参加できていませんが、
それでも一戦一戦大事にして欲しい所です。


というわけで、スタメン。

   宮吉 久保
 中山    工藤
   充孝 ウヨン
福村 森下 内野  酒井
    水谷
今季初めての4バックになりました。
CB出来る選手、秋本、染谷、安藤、アライールが怪我、不調で試合にだせず。
森下を左に置いた3バックが組めないために対策と思われます。

【交代選手】
森下 俊 → 加藤 弘堅 52
中村 充孝 → 駒井 善成 72
宮吉 拓実 → 金 成勇 81

【得点】
工藤 浩平[38分]
中村 充孝[45+2分]
久保 裕也[65分]
中村 充孝[71分]
なんと4得点!


・勝負を分けた開始15分
相手のコンサドーレ札幌。昇格圏の3位。
けれども中二日のアウェー戦、攻守の要の河合、ジオゴが欠場。
というような不安要素があったので先制点を先にとって楽な展開に持ち込みたい、
というプランだったのでしょう。
開始から猛烈なプレスを掛けて、ボールを奪い、
近藤と内村、スピードとパワーのある2トップが裏を狙う。
前半15分まではサンガは防戦一方。まともにボールを前に運べず、
危ない場面を次々と作られ、いつ失点してもおかしくない状況でした。
それでもラッキーもあったし、DFのカバーリングの意識が高く何とか凌ぐ事ができました。

工藤浩平
若い選手が多い中で工藤がサンガに来てくれたことは本当に嬉しい事でした。
しかし開幕前に大怪我を負い今期絶望か?とも…
サポも本人にとってもつらい時間だったと思います。
その工藤がスタメンでしかも先制点!彼らしい技術を発揮した美しいボレーでした。
この日の工藤は良く走りまわり、攻撃を引っ張っていました。
技術があって運動量もある選手といえば、サンガでは中山がそうなんですが、
工藤はさらに相手の嫌な所をつける、鋭さを持っている感じ。
残りの試合、そして来年もチームの中心として活躍してくれることを願っています!


・2得点の中村充孝
こちらも久しぶりのスタメン。開幕戦以来のゴールとなりました。
充孝については、うー、正直もどかしい感じはあったんですよね。
相手に囲まれてもボールを失わない抜群のキープ力。
それを持ってるが故に、運動量が少なく、相手のゴール前に入っていく事も少なめ。
それが監督にとっては不満だったんでしょうね。
充孝よりも内藤の方が良く使われていたのもこの理由だと思います。

この日の後半のようにゴール前で前を向き、
パスでもドリブルでも相手の裏を突くようなプレー。もっと増えるといいですけどねー。
後はもうちょっと守備ちゃんとしろw


・3バック?4バック?
4バックに変えた事に関しては、この試合だけではなんとも言えませんね。
どちらかと言えば、先制したことによって札幌の方が焦って、自滅のような感じでしたし。
ポイントは2列目の選手が前に出れるか、かな?
この日は工藤、充孝、中山は上手く2トップに絡めていたと思います。
反対に後ろの4人+ウヨンはあんまりだったかなぁと。
前の選手の不安をなくすための引き気味の4バックというのなら、それは有りのような気もしますが。

開幕前の練習試合では4−3−3をメインにしていたことから、
大木監督は将来的には4バックをやることを狙っていると思います。
4バックに変えた事が一時しのぎなのか、これかも4バックを続けていくのか?
酒井、福村のSBがどれだけ出来るようになるかが分かれ目でしょうかね。