Take it easy

サッカーブログです。

 雪は秋春制反対の理由にならない

どれだけ反対意見がでても、ゾンビの様によみがえってくる秋春制
正直な所、うんざりしているところです。
それでも現在どのような提案がされているのか?
理解しておく必要はあります。


・ウインターブレイクとは?

よく誤解されていますが、秋春制と言っても冬に試合をやるわけではありません。
ウインターブレイクを設けることをサッカー協会は提案しています。
12月下旬から3月まで公式戦をしません、という事です。

カップ戦を含む新シーズン制のモデルは2通りあり、
ロシア・リーグのように12月第3週から翌年3月第1週まで中断するか、
2月にも試合を組み込むか討議している。

http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/01/01/kiji/K20130101004892810.html


・冬にサッカーは出来ない

秋春制の問題として真っ先に上がるのが、雪、寒さです。
札幌、新潟、山形などの地域は、冬の間は雪でピッチは埋まってしまい、
とてもサッカーなど出来る状態ではありません。

雪の激しい時期を回避するための策として
ウインターブレイクは提案されています。


・雪は秋春制には関係がない

高校サッカー選手権の決勝戦が、激しい雪のため延期されたのは記憶に新しい事です。
「この雪を見ても、秋春制に移行すると言えるのか?」
このような意見をネットで良く見かけました。

勝戦が予定されていたのは1月14日。ウインターブレイク期間です。
そもそも公式戦を行わないとしている時期の出来事なので、
この日の大雪は、秋春制の実施に対して反対する意見にはなりません。

大事なことなのでもう一度。

1月、2月に激しく雪が降って
ピッチや練習場が雪で埋まっても、
電車、バスなどが止まって都市機能が麻痺しても、
秋春制を推進するサッカー協会にとっては、痛くも痒くも無いのです。

ついでに、雪が降り始める12月はどうでしょう?
この期間は天皇杯を集中して入れちゃいましょう。
天皇杯なら、試合会場をある程度選ぶことができます。
雪の降る地域を回避することもできます。


秋春制の過ごし方

1月、2月に試合が無いとはいえ、練習場は当然雪で埋もれます。
雪の降らない地域と比べると、活動できる時間に大きく差が開きます。
その間、雪国のクラブはどう過ごせば良いのでしょう?

その対策は簡単です。
全てのクラブが練習をしなければ良いのです。

ウインターブレイク期間を
12月、天皇杯
1月 、休み。
2月 、キャンプ。
という様にしてみます。

実はこのスケジュールは、現在行なっている3月から11月まで試合を行う春秋制と全く同じです。
1月休み、2月キャンプ、3月から11月までリーグ戦、12月 天皇杯
という流れは、春秋制でも秋春制でも変わらないという事になります。
休みの期間がシーズンの後に来るか、間に挟まるかの違いです。


秋春制の問題は別の所にある

秋春制の問題は数多くあります。
・雪
・過密日程
・平日開催の増加による、入場料収入の減少
・高卒、大卒選手はいつ入団する?
・リーグ戦の間にOffが挟まり、まったく違うチームにな可能性。
etc…

サッカー協会は雪問題に対して、対応策を示しています。
そしてそれは一定のレベルの論理を持っていてます。

秋春制に対する嫌悪感から
秋春制は雪がふるからだめしょ?」
という反応をする方がいます。
けれども、その意見は秋春制の議論に何も影響はありません。

どんな議論にでも当てはまりますが、
相手の論理に対して、感情で反対してはダメなんです。
「こちらの意見を良く理解していない。無視しても良い」
最悪、このように扱われる恐れがあります。

秋春制を推し進めるサッカー協会の姿勢に、強い危機感を感じています。
今行われている議論は何を問題にしているのかをきちんと把握して、
論理に対して論理で対抗する、正しい反論をして行かなければいけません。

秋春制移行という、暴挙を許してはいけないのです。