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サッカーブログです。

 サンガの選手を語る 2012年版 FW編


宮吉拓実
11得点。期待ほどでは…という結果でしょうか。
おそらく一年通して試合に出たのはこの年が初めてではないでしょうか?
消耗が激しいプレースタイルであります。
終盤にはコンディションを崩し、思ったようなプレーは出来ていませんでした。

サンガの中盤のパス出しというのは、宮吉の動き出しを基準に合わせているようで、
彼の早い動き出しのタイミングに特化しすぎて、他の選手が出てきた時に合いづらい。
だから宮吉を使わざるを得ない。という様な理由もあった様に思います。

広島の佐藤寿人選手の様に、チーム全てを自分のタイミングに合わさせる。
そしてゴールを決め、チームを勝たせる。
そんな強い影響力を持つ選手になって欲しいです。
そのためには一年通して試合に出ることが大事ですね。
もう少し良い意味で力を抜く事も必要かな。


久保裕也
鹿児島キャンプでサインをしてもらった直後に、日本代表に選出…驚きましたねぇ。

フル代表に選出、U-19の代表での試合、海外移籍報道…
サンガでの試合に集中する、と言うのには厳しい状況だったかもしれません。
試合でもかなり厳しいマークにあって、まともにシュートを打たせて貰えませんでした。

移籍の話は実際にあったようで、
それを断ってサンガで勝負したい、という決断は素直に嬉しいですね。
サンガで新しい武器を身につけて、代表でも活躍して欲しいです。



長沢駿
背は高いけど足元の技術が高く、久保、宮吉のパートナーとして期待してました。
が、ポスト役になろうとしすぎてプレーの選択が消極的でしたね。
もっとシュートを決める決断を!ね。シュートチャンスでもパスしてしまう場面がしばしば。
90分持たないこともマイナス要因だったかな。

これからどういうFWを目指して行くのか?こっそり注目していたりします。



原一樹
序盤のゴールラッシュ、シュートの上手さはこれぞFW!
ただそれがチームに合っていたのかと言うとハテナマークが付きます。
前述のパス出しタイミングが宮吉に合わせてしまっているので、
原には合わせられなかったと言うこと。
どうにかしようとしているのは、凄く分かるんですけどね。
今年は、去年以上に難しいシーズンになりそうな予感。正念場です。


三根和起
ユースからの昇格組。
試合出場はとても少なかったですが、そこでポストプレーを披露していたのが印象に残りました。
ユース時代にはどちらかと言えば、ストライカータイプの選手で、
その大きい身体の優位差を使っていない、勿体無い選手でした。
そしてトップチームに上がり、自分の大きな身体を生かしたポスト役、
彼にとって新しい事にチャレンジしているわけですね。
その挑戦している姿勢は嬉しい事だし、これからもっと伸びてくれるんじゃ無いかと思います。



◯サヌ
途中加入ながら、正確なプレーと協調性の高さであっという間にチームに適応。
けれども、代表で抜けたり怪我が多かったりで、試合になかなか出られず。
今年の契約は難しいんじゃ無いかと思ってました。

アフリカンではありますが、凄いスピードでガーッとあがってズドーンとシュートを打つ、
という感じでは無くて、妙にチームプレイを意識してるんですね。ドイツ育ちだからなのかな。
当たりの強さだったり、高いジャンプとかを見せてくれているので、
もっと強引なプレーも見たい所(笑)
チームとしてもそういう部分を期待しているでしょうしね。