３連戦最後の相手は岐阜。
大敗した次の試合だけあってどう立て直してくるのか？と言う所だったのですが、
蓋を開けてみれば、まさかの５バック！
中盤の４人もラインを作り、５−４−１。
人数をかけて完全にスペースを消して守りを固めようという作戦です。
サンガは４−３−３。こちらは結果も出て新しいシステムに手応えを感じている様子。
前半、岐阜がとにかく引いて守る構えだったのですが、
サンガの攻めはとにかく丁寧でしたね。
裏に抜けてDFを引き付ける、相手で受ける、MFがポジションを変えて飛び出したり。
相手の守備も人数が多いぶん、引っ掛けられる場面が続いていたんですが、
慌てて無理な仕掛けをするということもなく、
詰将棋の様に一手づつ追い詰めていく、落ち着いた攻めが出来ていました。
山瀬の先制点の場面は、
三平が裏に抜けてDFを引き連れて出来たスペースで受けて、
相手のカバーが遅れた所を決めた見事なシュートでした。
ほんとにちょっとした隙だったんですけどね、それをしっかり決めてしまう山瀬の凄さよ。
後半では、岐阜が４−４−２に変えて攻めに出て来ましたが、
それにも動じずに安定した試合運び。コーナーから２点目を奪った時点で試合は決まりでしたね。
次の相手は、松本山雅に北九州。
前半戦に共に似たような敗け方をした相手です。
ここ数試合、相手の構えた守備を崩す攻撃をサンガは出来てきています。
この調子で連勝を続けて行きたいですね。
